ワインの「樽香」ってどういう意味?樽を使ったワインはどんな香りや味になるの?

フランス・ボルドー地方「シャトー・レオヴィル・ポワフェレ」にて


「このワイン樽香がしっかりしてるね~」

ワイン好きな人がこんなことを口にしているのを聞いたこと、ありませんか?

この「樽香(たるこう)」がするワインとはいったいどんな風に造られたもので、どんな味わいなのでしょうか?

ワイン好きなら知っておきたい樽の効果や味や香りの違いについて押さえていきましょう。

■樽の香りがするワインとは、ワインの発酵や熟成を【木樽】の中で行ったもの。
2015年4月 収穫作業を行ったニュージーランド南島セントラル・オタゴのぶどう畑


ワインはぶどうを「発酵」させて造るお酒です。

収穫したぶどうからジュースを搾り、発酵を行う際には入れ物が必要になります。

また、発酵が終わってお酒になった後、ある程度の期間寝かせて味わいを落ち着かせてから瓶に詰めて出荷をします。

この寝かせる工程が「熟成」となるわけですが、ここでも入れ物が必要になってきます。

この発酵や熟成の時、どんな材質の入れ物を使うかでワインの仕上がりが変わってくるんですね。

つまり「樽香のするワイン」とは、【木製の樽】を使って発酵や熟成を行ったワインから感じられるものなのです。

■木樽を使うと香りや味わいにどんな変化があるの?


発酵や熟成に木樽を使うとワインには主にこのような香りが出てきます。

1.ナッツのような香ばしさ

2.バニラのような甘やかさ



木樽に含まれる香り物質がワイン中のアルコールによって溶け出し、香ばしさや甘さがワインに「付与」されるのです。

その他にもスパイス(シナモンやクローブなど)やココナッツ、コーヒーの香りも樽由来の香りとして挙げられます。


このように、元々ぶどうが持っている果実の風味に木樽の持つ要素がプラスされる。

ということは、より複雑味のあるワインになるということがお分かりいただけましたでしょうか?

■木樽以外だとどんな容器を使うか?


ところで、木樽を使わないとなると他にはどんな容器が用いられるのでしょうか。

「ワイン造りといえば木樽を使うもの」

というイメージを持たれている方がとても多いですが、実はそれだけではありません。


木樽以外で一般的なのがステンレス製のタンクです。

木製のものより衛生管理がしやすく、また、ぶどうそのものが持つ香りや個性を引き立たせたワインに仕上がります。

果実風味が主体のすっきりした味わいとなり、特にフレッシュ&フルーティが持ち味の白ワインに多く見られます。


同じ原料ぶどうを使っていても発酵や熟成の際にどんな容器を使うで仕上がるワインの個性が左右されます。

ワインの醸造・熟成法は香りや味わいに影響をもたらすので、ワインを理解していくうえでは無視できない部分なんですね。

楽しみながら色々なワインを試していきましょう。
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