意外と好相性?たこ焼きとワインのマリアージュやおすすめワインをご紹介!
たこ焼きとワインって合うんですか?どんなワインと相性が良いのか知りたいです!
こんな疑問を解消する記事です。
たこ焼きといえば庶民的なイメージがあり、ワインを合わせることをギャップに感じたりしますね。
ですが実は「たこ焼き&ワイン」はそうハードルが高くなく、スパークリング、白、ロゼ、赤と万能に合わせることができるんですよ!
この記事ではたこ焼きに合わせたい定番ワインから、変わり種たこ焼きにも応用できるワインまでおすすめしていきます。
実際に私が合わせたワインを中心に、たこ焼きがもっと楽しくなるようなご提案をしていきますね。たこパや気軽にたこ焼きを楽しむ日にぜひお役立てくださいね。
それではさっそく見ていきましょう。
Contents
「たこ焼きと言えば!」な日本ワイン
ワイン好きがたこ焼き&ワインを楽しむ際に、よく名前が挙がる日本のワインがこちらです。
たこ焼きの本場・大阪はカタシモワイナリーさんの人気ワイン、その名も「たこシャン」♪
思わずたこ焼きが食べたくなるキャッチーなネーミングですよね。
【たこシャンの命名の訳?】
カタシモワイナリーHP:https://www.kashiwara-wine.com/product/product_takocham.html
大阪と言えばたこ焼き、大阪のソウルフードです。大阪のぶどうを使用した「気取らず気軽に飲めるシャンパンを!」とのことで「たこ焼きシャンパン→たこシャン」となりましたとさ。
ラベルにもたこ焼き&爪楊枝を思わせるようなモチーフがデザインされ、家族や友人とワイワイたこ焼きを楽しむ時にも話題にしやすく盛り上がるはず!
ポップなネーミングやラベルデザインが楽しいワインですが、味わいは本格派。
“ほんまもんの味わい”をモットーに、シャンパーニュと同じ【瓶内二次発酵】製法で手間ひまかけて造られています。
また使用されている品種は、食用ブドウとして日本でよく知られる「デラウェア」です。
食用ブドウで造ったワインはジュースのような甘い香りが特徴として感じられることが多いですが、こちらのワインはスパークリングならではの爽快さも持ち合わせ、食中酒としても文句なしに楽しめるのが魅力。
地元大阪でも人気の1本です。
お見かけになった時にはぜひ一度、たこ焼きと合わせてお楽しみくださいね。
「たこシャン」というネーミングと言い、デザインと言い、たこ焼きを楽しむ時には持ってこいですね!ワイン好きの間でも有名な1本ですよ♪
“酵母感“あるスパークリングとの相性
瓶内二次発酵というキーワードが出てきたところで、ここでひとつたこ焼きとワインを合わせる際のヒントを。
ワインと料理のペアリングは共通項で合わせる。
これが基本的な考えとされ、ワインが持つ香りや味わい、重さなどを料理と合わせると、互いのバランスが良くなります。
粉ものであるたこ焼きに対し、ワインにイースト(酵母)のニュアンスが垣間見えるものを合わせるのはひとつのアイディアです。
ワインと料理は共通項で合わせるのと失敗しづらくなります。
たこ焼きは「粉もの」。
そこで酵母由来のフレーバーを備えたワインを合わせると、生地がもつ粉の風味や香ばしさにも自然とマッチしやすくなります。
「瓶内二次発酵」という製法で造られるスパークリングワインは、酵母の香りを感じさせるワインの代表格。
製造過程の中で、酵母とワインを接触させて寝かせることでイーストや焼いたパンのような風味がほんのりと生じてきます。
この製法で造られるスパークリングワインには、フランスのシャンパーニュやスペインのCAVA(カバ)などがあります。
ちなみに先ほど挙げた大阪の「たこシャン」も瓶内二次発酵製法ですから、粉ものとの相性の良さに納得できます。
シャンパーニュとカバでは価格帯に開きがありますので、気分やシーンで使い分けると良いですね。
●肩肘張らずに楽しみたい時には手頃なカバ
●優雅にワインを楽しみたい時にはシャンパーニュ
●ネーミングがまさに「酵母の泡」
↑こちらはタンク内二次発酵(シャルマ方式)のスパークリングです。
少し甘みのあるたこ焼きソースとのバランスを考えると、果実味や程よいコクを持ったスパークリング(ドライすぎないもの)がおすすめです。
王道のソースたこ焼きなら「赤ワイン」!
たこ焼きといえばソースをかけて食べるのが定番ですね。
基本的にたこ焼きソースにはトマトや玉ねぎ、リンゴ、ウスターソースやキノコなど、様々な材料が用いられています。
たこ焼きに甘さやスパイシーさを感じるソースをたっぷりかけたなら、ぜひ赤ワインを合わせたいですね!
中でも、フルーティでほんのりスパイスなニュアンスを持ったタイプは調和しやすく、タンニン(渋み)は少ないものがおすすめです。
私のおすすめ、日本のマスカットベーリーAがよく当てはまります。
マスカット・ベーリーAらしい凝縮した甘いフルーツのニュアンスに加え、酸味やスパイシーさ、タンニンのバランスが取れた味わい。
程よい厚みと飲みやすさで、ソースをかけた王道たこ焼きとぴったりの相性でした。
赤ワインの中でも渋みが強調されたパワフル系だとワインの方が重く感じがちなので、ライト~ミディアムのフルーティ系がおすすめです。
白ワインにはたこ焼きの「塩」!
ワインと料理を合わせる時は「調味料」や「ソース」も非常に重要なポイントです。
もし辛口の白ワインに合わせるのであれば、甘みのあるソースではなく、あっさりいただける「塩」にしてみましょう。
たこ焼きを塩で食べること自体も意外かもしれませんが、「たこ焼きの塩」も美味しいですよ^^
変わり種たこ焼きに万能な「ロゼ」の選択肢
「オーソドックスなたこ焼きだけじゃ飽きそうだから、好きなもの入れて焼こう~♪」
そんな時にはロゼワインの選択肢も有りですね。
辛口ロゼワインって、白ワインと赤ワインそれぞれの要素を持ち合わせているので、合わせられる素材や料理の幅が広めでオールマイティーとも言われます。
たこの他にキムチやソーセージ、チーズなどのコクのある素材。
ソースも塩、タレと、多くのバリエーションを試しみたい時に「ロゼ」を選んでみるのも楽しそうですね♪
意外といける!たこ焼き&ワイン♪
こうしてまとめてみると、スパークリング、白、ロゼ、赤と、幅広く合わせられることが分かりますね!
具材やソースを変えながら自由に楽しめるのが自宅で食べるたこ焼きの良さでもあるので、ぜひあれこれ試しながら意外な相性を見つけて言ってください。
そして、たこ焼きに合うあなたのおすすめワインもぜひ教えてくださいね♪
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この記事を書いた人
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個人でワイン講師やオンラインショップ、ワイン通信講座など、ワイン事業を行っています。
「正しく」より「楽しく」ワインを飲める人を増やしたい。そんな想いで日々活動しています。
Instagram:@hiromi_wine
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