同じワインなのに「味が変わる」のはなぜ?


同じワインなのに「香りや味わいが変わる」ってどういうことなんですか?
どんな時に起こるのかが知りたいです!


こんな疑問を解消する記事です。


同じ1本のワインでも開けたてと2杯目3杯目で香りや味わいが変化することがありますが、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?


その原因となるのは「温度の違い」や「酸素との接触」が主なところ。


このことを知っておくとワインを楽しむ幅も広がってきますので、より美味しくワインを飲むためにもぜひ最後までチェックしてくださいね!

実はこの質問は、私が定期的に開催しているレッスンの中でもよく聞かれるので、今回記事にすることにしました。
ワインの味が変化する理由を知っておくと、1本のボトルワインの楽しみが何倍にも広がりますよ♪


それではさっそく見ていきましょう。

温度による変化


これは特に、冷やして飲む白ワインに感じられる変化です。


ワインは冷たいほどに酸味や渋みが際立ち、よりフレッシュで引き締まった印象に感じられます。


反対に、温度が上がるほどに酸味や渋みは柔らかくなり、甘味が引き立ち、より豊かで芳醇な印象となります。


例えばボトルの白ワインがキンキンに冷えた状態だと、グラスに注がれたワインはキリッと爽やかでシャープな印象に感じられますが、そのままテーブルの上に置いて温度が上がってくれば香りや味わいにも甘味が出てきます。



詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。


レッスン中のテイスティングの際にも、生徒さんからこんな声がよく上がります。


「冷たいうちはちょっと苦手かなと思いましたが、温度が上がった今の状態だと割と好みです」

「同じワインなのに、温度ひとつでこんなに別物になるんですね…!」



本当に面白いですよね。


でも考えてみればビールや日本酒も飲む温度によって感じる印象は変わりますし、それはお酒に限らず他の飲み物や食事でも同じことですよね。

ワインも温度を調整してみることで、新たな魅力の発見に繋がることがあって楽しいですよ♪


酸素に触れることでの変化


ワインは栓を開けたての時は“酸欠状態”で、本来の魅力を発揮しきれていない場合があります。


レストランなどでソムリエが行う「デキャンタージュ」は、まだ眠った状態にあるワインを目覚めさせる目的で行われることがあります。

(そのほかに、熟成ワインの澱を取り除くことが目的の場合もあります)


意図的にワインの酸化を促進させることで、渋みがまろやかに感じられるようになったり、香りがいっそう引き立ってきます。


これと同じ原理で、デキャンタージュをしていなくともボトルの中のワイン量が減っていくことで、ワインが瓶中で酸素と触れ、開けたてとは違った風味が感じられるようになるのです。


ボトルでワインをじっくり楽しむ醍醐味は、まさにここにありますね。


空気に触れることでワインのポテンシャルが一気に花開いたり、尖った味わいが徐々に馴染んできたり。


すでに長年熟成させたワインやスパークリング・ワインは別として、通常のワインであれば「1日2日で慌てて飲みきらなくても良い」と私が思う理由はここにあります。


むしろ開けたてより翌日の方が美味しく感じられる場合も少なくありません。


ワインを劣化させる要因として挙げられる「酸化」は、必ずしもネガティブではなくポジティブに働く場合もあるということですね。

あえて時間をかけて飲んでみることで、味わいの進化が感じられることがよくあります。
ただ、一度栓を開けたワインの常温保存はNGです。
ワインセラーや冷蔵庫に保存することを忘れないようにしてくださいね!



まとめ


今回の記事のまとめです。


ワインは【温度変化】【酸素に触れること】で味わいそのものや、味わいの感じ方が変わることが分かりましたね。


飲む時の温度を時に変えてみたり、じっくり時間をかけてボトルのワインを飲んでみることで、違ったワインの表情が楽しめるようになります。

ぜひ意識しながら、いろいろなワインを味わってみてくださいね!



今日の記事はここまでです。

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