プレゼント用ワインの選び方。失敗しない為にお店の人に伝えたい3つのポイント


長らくこのお仕事をしていると相談されることが多いのが

「ワインをプレゼントしたいんですが、おすすめを教えてください」

というもの。


ワインのギフトってセンスが問われるので、よほど特定の銘柄が決まっているという場合を除いては、専門店でプロの意見を聞いて選ぶことが賢明ですね!


でも実は、「プレゼント用のおすすめを」というだけだと、すんなり答えられないのが正直なところです。


なぜかというと、

万人受けしやすいワインはたしかにあるけれど、
それが必ずしも万人にとってのベストではないから。


せっかく相談してもらった側としては、プレゼントされた人が喜ぶ素敵なチョイスができるよう、最大限力になりたいな~なんて思ったりしていますので、


今回は、お店の人にギフト用ワインをすすめてもらう際に「この情報だけは伝えましょう」という3つのポイントを挙げていきますね!


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ちなみに“万人受けしやすいワイン“がどんなものか気になる方はこちらからどうぞ^^



ギフト用ワインを選ぶ時に伝えるべきポイント

絶対外せないのが「予算」


何はなくとも「予算」は最初にはっきりと伝えましょう。


ワインは本当に安いものだと1000円以下から上はウン10万やそれ以上するようなものまで、とにかく値段の幅が広いお酒です。

ギフト用のワインとなると、おおよそ1万円以下の予算を設定される方が多い印象ですが、この価格帯のワインは値段による違いが特に顕著に出てきます。


もちろん安くて美味しいワインも多数存在していますが、ワインの品質やポテンシャルといったものは1000円台、3000円、5000円、8000円…と値段が上がっていくにつれて比例するように上がっていきます。


ワインに限らずギフト選びにマストな「予算」

ここが定まっているとお店の人も的を絞っておすすめがしやすくなりますので、当たり前のようですが、どの価格帯のワインを選ぶにしても名言すべき点です。

ギフトを渡す名目


ワインを渡す時に「こういう理由で選んだんですよ^^」というメッセージを添えられると、そのギフトにストーリーや付加価値が生まれます。


・誕生日
・結婚
・出産
・還暦
・バレンタイン


などなど、ギフトを渡す名目は様々だと思いますが、それをお店の方に伝えましょう。

ワインにはそれぞれ歴史的なエピソードだったり、生産者の想い、コンセプトがありますので、名目に添う形の粋なセレクトをしてもらえるかもしれません。


ただ渡すだけでなく、選んだ理由や想いの部分まで伝えられると、贈られた側の喜びも倍増するはずです。

相手のワイン好きレベル


これも実はすごく重要です。

  • ワインエキスパートの資格を取っちゃうくらいワインに精通している
  • お酒の中ではワインが一番好きでよく飲んでるけどそこまで詳しくはなさそう
  • お酒にそこまで強くなくてたまに嗜む程度



ワインの好きレベルや経験値、お酒の強さによって、それぞれの方が「美味しい」と思うワインの傾向は変わってきます。


ワインにものすごく詳しい方 or “お酒の中のひとつ”としてワインを楽しむ方とでは喜ばれるワインのチョイスも違ったものになりますので、その辺の情報も伝えてあげると良いですね。

+αで伝えるとなお良い情報

・好きな食ジャンルや味付け

ワインは食事と合わせて楽しむものでもありますので、その人の好きな料理のジャンル(フレンチ、イタリアン、和食など)だったり、味付けの好み(素材を楽しむヘルシー系orこってり濃厚系)を伝えるのもワイン選びの大いなるヒントになります。


・ワイン以外の好きなお酒


ワイン以外に愛飲しているお酒があったらその辺を伝えるのも良いですね!

カクテル、ビール、日本酒、ウイスキーなど…、普段どんなお酒を好んで飲んでいるかでおすすめしたいワインのインスピレーションが変わってきます。


・その人の出身地や趣味、海外滞在歴など


この辺の情報が必ずしも有効かは定かではありませんが、例えば出身地で造られているワインや趣味とマッチしたラベルのもの、過去に滞在していた国で造られたワインなど、


「あなただからこのワイン」



が選べる可能性も少なからずあるので、そんな情報を挟んでみるのも良いかもしれません^^


・相手の人柄を伝えるのもありかも!

オリジナリティーのあるプレゼントをあげる、という意味では、その人のキャラクターに合致したワインのセレクトも面白いですね。

「太陽のように明るい人!」

「凛とした佇まいの上品な女性」


など、お相手の人柄やイメージに合う個性を持ったワインや、どことなくその人らしさを感じさせるラベルデザインのワインを贈るのも、心がこもっていて素敵です。

知識がなくても素敵なギフトは選べます♪


ここまで読んでいただいて、特別な知識がなくてもあげた人に喜ばれるワイン選びができること、感じていただけましたでしょうか?


大切なのは、その人の食やお酒の好み、背景など、情報をできるだけ伝えること。


万人受けしやすいワインももちろん存在していますが、できる限り気持ちの伝わるプレゼントを渡したいですよね。

ぜひ今日の記事を参考にしながら、臆することなくお店の人に相談してみてくださいね^^



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この記事を書いた人

佐藤 洋美
佐藤 洋美Delight-Full Wine代表
個人でワイン講師やオンラインショップ、ワイン通信講座など、ワイン事業を行っています。
「正しく」より「楽しく」ワインを飲める人を増やしたい。そんな想いで日々活動しています。
Instagram:@hiromi_wine