話題のサントリー缶ワイン「ONE WINE」4種類を飲んでみたレビュー
サントリーの「ONE WINE(ワン ワイン)」が気になっています。
パッケージもおしゃれでSNSでも話題だし一度試してみたいのだけど、缶入りワインって実際どうなんだろう?
自分で購入する時の参考にしたいです!
こんな疑問を解消する記事です。
ここ数年で急速に増えてきた【缶入りワイン】。
中でも2021年10月26日にサントリーから発売された「ONE WINE」が、話題となっています。
その気になる味わいを、実際に試してみた感想を踏まえてご紹介していきます。
私が「ONE WINE」を購入したのは、このような理由です。
☑️ SNSで目に止まったのが最初のきっかけ
☑️ デザインが可愛くて心が惹かれた
☑️ Amazonレビューを見て良さそうだった
☑️ 気軽に開けられる缶入りって良いなぁと思った
☑️ 飲み切れる量(250ml)が良いと思った
☑️ ブドウ品種の特徴が感じられるか確かめてみたかった
☑️ 4種類入っているのが良い!と思った
☑️ おうちワインの選択肢を増やしたかった
☑️ 美味しかったら人にも勧めたいと思った
試してみたくなる理由が詰まっていて飲む前から楽しみだった「ONE WINE」でしたが、、、
結論から言って、この缶入りワインは買って正解でした!
今回の記事では缶入りワインの優れた点や、実際に「ONE WINE」を飲んでみた感想をご紹介しますね。
ご購入時の参考になれば幸いです。
この記事はこんな方におすすめ!
✅ 「ONE WINE」の購入を考えている
✅ 缶入りワインに興味がある
✅ 瓶入りワインをいつも飲みきれない
✅ コルク栓を開けるのが面倒
✅ ワイン選びが苦手
✅ おしゃれにワインを楽しみたい
それでは早速みていきましょう。
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Contents
缶入りワインの始まり
オーストラリアのバロークス
缶入りワインの先駆けとなったのが、オーストラリアのバロークスです。
スーパーでも売られているので、パッケージに見覚えがある方も多いのではないでしょうか。
バロークスは、1996年以来20年以上の研究開発の末に生まれた缶入りワインです。
缶入りワインを開発するのに難しいとされていたのは、アルコール度数13%のワインが缶に入った状態で長期にわたって品質を維持すること。
バロークスは缶の内面の特殊なコーティング技術を独自開発するなどし、ワインの品質や安全性を保つことに成功。
長年の技術開発と試行錯誤を重ねてきた結果、国際的な認知を得るまでになりました。
アメリカのコッポラブランド
アメリカでも缶入りワインは急速に浸透し、その売上も右肩上がりです。
カリフォルニアの「フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー」の缶入りワインも根強い人気で、公式サイトを見るとおしゃれなパッケージがラインナップ豊富に並んでいます。
缶入りワインの利点
瓶に入ったワインと比べ、缶ワインの優れたところは次の点です。
☑️ 飲みきるのにちょうど良い量
☑️ ワインオープナーが不要
☑️ 冷蔵庫にもストックしやすいサイズ
☑️ 持ち運びが楽で手土産にもしやすい
☑️ アウトドアでも気軽に開けられる
☑️ 価格が手頃で試しやすい
☑️ かさばらずゴミ捨ての負担が少ない
とにかく気軽に手を伸ばせ、気楽に飲める。
これが缶入りワインが支持される大きな理由でしょう。
ワインオープナーも必要ないので、コルク栓を開けるのが苦手だったり面倒な方にもピッタリです。
プシュッと開けたらすぐ乾杯!
飲みきれないことや予算を気にせずに、飲みたい分だけ楽しめる点は、ワイン初心者が入門として親しむにもおすすめできますね。
瓶に入ったワインのようなストーリーはありませんが、ポップなデザインがその場を明るく彩ってくれます。
地球に優しい缶ワイン
また缶入りワインは、輸送時の二酸化炭素排出量を削減できる点も見逃せません。
地球温暖化の影響を考えても重要なポイントです。
ONE WINEとは
さて、サントリーの「ONE WINE(ワンワイン)」をご紹介しましょう。
こちらは応援購入サイト Makuake での先行販売開始から、わずか24時間で2,000本が即完売したことでも大きな話題を呼びました。
「ワインを飲みたいけど、ボトル1本は飲みきれない」
「美味しいワインを飲みたいけど、どれを選んだらいいかわからない」
「ボトルを開栓するのが面倒」
そんな理由で、平日のおうちワインを諦めていませんでしたか?
忙しい皆さまのために、私たちサントリーが開発した新しいワインが「ONE WINE」です。
個性豊かな4つの味わい
「ONE WINE」は1つのパッケージに4種類のワインが入っています。
【白ワイン】
・爽やかな辛口白「ソーヴィニヨン・ブラン」
・豊かな果実味とまろやかな酸味「シャルドネ」
【赤ワイン】
・軽やかでチャーミングな味わい「ピノ・ノワール」
・熟した果実味と程よい渋みのまろやか赤「メルロ」
いずれも人気の高いブドウ品種ですね。
品種ごとの大まかな違いをカジュアルに飲み比べてみるにもピッタリです。
4種類すべてが単一品種なのもポイント!
その日の気分や料理に合わせてチョイスしたり、みんなで好きな味わいをワイワイ選べるのも良いですね。
ワインは果実味あふれる南フランス産
「ONE WINE」の缶に入っているのは、フランス南部のラングドック・ルーション地方で栽培されたブドウから造られたワイン。
ボージョレ・ヌーヴォーの生産者としても大変有名な、フランスの名門ワイナリー「Georges Duboeuf(ジョルジュ デュブッフ)」が厳選した、IGP PAYS D’OC格付け*ワインです。
*フランスのワイン法における格付けで、 Vin de Franceの上のクラス
南フランスと言えばワイン用ブドウがすくすく育つのに最適な地中海沿岸のエリア。
たっぷりの陽光を浴びて成熟したブドウから造られるワインは、フルーティで親しみやすいことで定評があります。
気軽さやパッケージのオシャレさだけでなく、中身にもこだわっているのは嬉しいですよね!
ますます試してみたくなりますね♪
「ONE WINE」を飲んだ感想
ここからは「ONE WINE」に含まれる4種類のワインを飲んだ感想をご紹介していきます。
同じ条件で比較できるよう、同一のグラス(INAOテイスティンググラス)で試してみました。
ソーヴィニヨン・ブラン
テイスティングメモ
【外観】
淡いレモンイエローで爽やかなワインをイメージさせます。
【香り】
レモンやライムなど柑橘類やハーブなど、爽やかな香り。
ソーヴィニヨン・ブランの品種らしさが出ています。
【味わい】
爽やかな柑橘フレーバーで、すっきりした酸味と苦味。
程よい果実味と12.5%のアルコール度数で、軽快に飲み進められます。
しっかり冷やすことでこのワインの良さが引き立ちます。
【料理】
さっぱりしたものや軽めのおつまみと好相性。
白身魚のカルパッチョやグリーンサラダにフレッシュハーブを添えても◎。
寒い季節は湯豆腐にも。
4種類の中で一番アルコール度数も低く、するっと楽しめるのがソーヴィニヨン・ブランです。
キリッと冷やすと味わいが引き締まって、爽やかな柑橘フレーバーが生き生き感じられました。
シャルドネ
テイスティングメモ
【外観】
濃いめのレモンイエロー
【香り】
熟れたフルーツの甘い香り。
パイナップル、黄色い桃、洋梨、りんごの蜜など。
酸を思わせる爽やかさも持ち合わせています。
【味わい】
コクがあってフルーティ。
果実の甘味や蜜のようなニュアンスに、後味を引き締める酸味のバランスが良いです。
アルコール度数14%で、ボリューム感やとろみのあるテクスチャーも印象的。
【料理】
クリーミーな料理や揚げ物など、コクを感じさせる料理と好相性。
リゾットや若鶏のクリーム煮など。
ポテトフライや鶏の唐揚げ、シーフードのバターソテーにも。
南仏らしいフレンドリーな味わいが楽しめるシャルドネです!
フルーティで「飲みやすい」と言われるタイプですが、余韻の苦味も良い感じで満足感があります。
あまりキンキンにしない方が、甘味やコクが出て味わいのふくらみを感じられますよ♪
ピノ・ノワール
テイスティングメモ
【外観】
透明感ある上品な赤い色合い。
【香り】
チェリーやラズベリーなどチャーミングな印象。
成熟した赤い果実の香りが前面に感じられます。
【味わい】
フルーティな第一印象に続いて、しっかりした酸味があり良いバランス。
澄んだ赤い果実のフレーバーがたっぷりで、渋みは穏やかです。
アルコールのボリュームと綺麗に調和した、エレガントで親しみやすいピノ・ノワールです。
【料理】
鶏肉のトマト煮やラタトゥイユなど、酸味のあるトマトソースの料理が相性抜群。
南仏をイメージしてドライハーブを使うとよりマッチしそうです。
しっとり柔らかな生ハムやマイルドなチーズに合わせても。
缶入りのピノ・ノワールでこのクオリティは素晴らしいです!
酸味と果実味が上品に調和した、ピュアで透明感のある味わい。
合わせたい料理が次々と浮かんでくるフレンドリーさも魅力ですね。
メルロ
テイスティングメモ
【外観】
輝きのあるガーネット。
【香り】
ブラックベリーのジャムのような濃縮感や旨味を感じる香り。
潰したブラックペッパーや樹脂のニュアンスも。
【味わい】
たっぷりの果実味とコクを感じる芳醇な口当たり。
口いっぱいにベリーの風味が広がり、程よい渋みと酸味のバランスが整った印象。
凝縮感や骨格を感じ、心地よい余韻を楽しめます。
【料理】
赤身の肉料理と好相性。
煮込みハンバーグやビーフシチュー、肉じゃがなど。
太陽の恵みを感じる豊かな果実味の赤ワインです。
フルーティなだけでなく酸味とタンニンのバランスが整った、まさに優等生タイプと言えますね♪
缶入りの赤ワインとして文句なしの飲みごたえと口当たりの良さでした!
まとめ
サントリーの缶ワイン「ONE WINE」についてご紹介しました。
4種類を飲んでみて感じた印象は次の通りです。
結論、缶入りワインは大いにあり!
日常生活でワインを楽しむ選択肢のひとつとして、今後も取り入れていきたいと思いました。
今回試したサントリー「ONE WINE」は、4つの品種の“らしさ”もしっかりと表現されていて、十分に楽しめるものでした。
250mlという通常ボトルの3分の1の量が、気負いがなくて手頃ですね。
ストックしておいて好きな時に飲んだり、アウトドアや気軽な手土産にも活用したいです♪
ワインの容器も瓶だけでなく、缶に入ったものや紙パックなどの多様性が見られるようになった昨今。
品質もどんどん向上している印象です。
瓶に入ったワイン一択ではなく、気分や場面に応じた選択肢が増えることでより一層ワインの楽しみが広がっていきますよね。
サントリー「ONE WINE」は、ワイン初心者の方にも、飲み慣れている方にもおすすめできる缶入りワインです♪
こちらはオンラインにて購入可能です。
ぜひ一度お試しを♪
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この記事を書いた人
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個人でワイン講師やオンラインショップ、ワイン通信講座など、ワイン事業を行っています。
「正しく」より「楽しく」ワインを飲める人を増やしたい。そんな想いで日々活動しています。
Instagram:@hiromi_wine
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